【一般常識】香典返しをしなくても良い場合ってどんなとき…?

意外と知らないけど、今さら聞けない冠婚葬祭の一般常識…。 今回は香典返しについて紹介します。

「香典返し」って…?

「香典返し」とはそもそもどういったものなのでしょう…?
通夜や告別式にいった後、数日後送られてくるあれです。

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「香典返し」とは、四十九日の忌明け法要が無事に終了した後、
報告とお礼をかねて行うものになります。

「香典返し」は、仏式、キリスト教、神式の場合で若干の違いがあります。

■仏式の場合:
四十九日の法要の後にまとめて発送されるのが一般的です。

キリスト教の場合:
日本独自(仏式)のしきたりなので基本的にはありません。
三十日祭の召天記念日後にお贈りされるのが一般的です。

■神式の場合:
神式の忌明けにあたるのが、五十日祭になります。
香典返しは、もともと仏式のしきたりなので、
仏式におなじ感じで行われることが多いです。

また「香典返し」の相場って…?
これは、一般的には「半返し」と言われています。
10,000円のお香典を頂いた場合は、5,000円くらいの商品を目安にお返しすれば
いいでしょう。

ただ、最近では当日にお渡しする返礼品が、一般的になっています。
だいたい2,000円くらいのお茶などをお返しされることが多いようです。
その場合は「半返し」と差し引きして考えればいいと言われています。

例えば、5000円のお香典を頂いた場合は、半分だと2,500円です。
2,000円相当の品をお渡ししていますので、その後のお返しは不要です。
10,000円のお香典に対しては…
10,000円÷2―2,000円となって、2,000~3,000円相当のものをお返しすると
いいでしょう。

また当日お返しする500円位のハンカチは、会葬御礼品といいます。
葬儀当日にきていただいたお礼になりますので、
香典返しとは別で考えましょう。

まだまだ、意外と知らないことってありそうですよね(;´∀`)